デジタル作画について亜鳥転紊温程について

  • 2019.05.31 Friday
  • 15:55

ミルパンセが仕上げ工程に着手をしたのは、実はデジタル動画に着手したのと同タイミング。
2016年の事でした。

 

 

…が『ツールの使用方法がわかる事』『各工程の作業範囲がわかる事』は別物。
セル検査さんに許可を得て、2016年・2017年と動仕作業を行い、セル検査さんから注意を受けては現場へ共有…という流れで進めていきましたが、
「これはキリがない。しっかり勉強しないとセル検査さんに多大な迷惑をかけてるぞ!!」
という話になっての2018年。

私自身も制作の初手を教えて頂いたSHAFTさんで仕上げを御指導頂けるという話になり、作画スタッフが1名、仕上げの勉強に出向しました。
期間としては約1年。
その後、2019年には『COP CRAFT』#01の仕上げ作業を持って、色彩設計さんの所属会社であるT.D.I.さんへも出向が決定。
そして、先方から及第点を貰って帰って来たスタッフが現場へ共有して回った事が、下記でした。

『色を塗る前後の工程をしっかりしましょう』
※仕上げという作業は、一枚の動画に色をつけるだけではなく、撮影にしっかりとした素材を提供する工程。
 着色以外を疎かにすると、撮影にミスが出たり、遅らせたりして結果的にクオリティーを下げる要因になりかねないのです。

↓…ということで、仕上げ前後で必ずして欲しいコトの一覧。

・書き出し前:レイアウトの整理、タイムシートとの撮影指示照らし合わせ
         仕上げ注意事項の確認

・書き出し後:セル組処理の漏れ確認、タイムシートと照らし合わせての動画枚数チェック
         セルばれの確認(自社作品は制作へ確認。他社作品の場合は、メモを残す)
         線補正、パーツ抜け・線抜けの確認(取り外し可能なパーツは特に注意)
         仕上げ注意事項との齟齬確認
         ドット抜け・着色ミス・TP塗漏れ・ゴミの確認
         ファイル整理(特にLoの中は、出来るだけ名前でどういう指示かわかるようにする)

どうやら、部分的にSHAFTさん・T.D.I.さんで処理方法が違った部分もあるらしいのですが、それらは撮影さんとの連携で起きる事なので、だいたいは作品ごとに変わる箇所。

弊社でよくセル検査さんから『リテイク』と戻って来た箇所は、『セル組み処理』や『タイムシート』の処理、それから『ファイル整理』工程等、つまりは『撮影さんへの受け渡し素材を作る』塗り前後の工程なんですね。

社内スタッフの作業アベレージでは、動画1枚を描く時間で仕上げは3枚分の作業をしています。
ということは、動画スタッフに仕上げ作業を覚えて貰えれば、動画作業のみの時よりは給料を上げられる!
…そんなこともあって、個人的には動画スタッフに仕上げまで作業をお願いする、という流れを推奨していますが、スタッフ育成時、社内にセル検査さんに入って貰って御指導頂くか、スタッフを仕上げ会社へ出向に出す等の育成工程は、最初に踏むべきだったと思いました。

T.D.I.さん、色々ご迷惑をおかけしました…!!

 

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